阪神で2014年から6年間プレーし2019年に現役引退した元プロ野球選手の横田慎太郎(よこた・しんたろう)さんが2023年7月18日、脳腫瘍で死去しました。28歳でした。
横田慎太郎さんは、若くして引退をしてしまいましたので、記憶に残っている人も少ないかもしれません。
今回は、元阪神タイガースの横田慎太郎さんの闘病生活と引退セレモニーを振り返りたいと思います。
横田慎太郎さん脳腫瘍で死去!
元阪神タイガースの横田慎太郎さんが脳腫瘍のため亡くなりました。
プロ野球・阪神は18日、球団OBの横田慎太郎さんが脳腫瘍のため亡くなったことを発表しました。28歳でした。 通夜・告別式については詳細が決まり次第、告知するということです。
引用元:日テレNEWS
【球団発表】
— 朝日新聞タイガース担当 (@asahi_tigers) July 18, 2023
球団OBの #横田慎太郎 さんが本日午前5時42分に死去したと発表がありました。病名は脳腫瘍。28歳でした。通夜、告別式は詳細が決まり次第、通知するとのことです。ご冥福をお祈りします。#阪神タイガース #Tigers
横田慎太郎の闘病生活
横田慎太郎の闘病生活
横田慎太郎さんは、長いの闘病生活を送っていました。
横田慎太郎選手は、2017年2月に頭痛の症状などを訴えます。
2017年3月、横田慎太郎選手に病魔が襲います。「脳腫瘍」でした。
2017年3月下旬、18時間にも及んだ計2度の手術など約半年の闘病を経験しました。
横田慎太郎選手は復帰を目指します。
2017年7月下旬に退院、9月からリハビリを開始
しかし2018年2月、育成解約になります。
2018年5月、手術の影響でボールが見えない。プロ野球選手にとって致命的な症状です。
横田慎太郎選手は、視力低下という厳しい後遺症に苦しみ、2019年9月に現役引退を決断しました。
2018年9月26日 阪神vsソフトバンク(2軍戦)、横田慎太郎選手の現役最後の日になりました。約3年ぶりの公式戦となりました。
引退試合では「奇跡のバックホーム」で感動を呼びました!
そして2019年、現役を引退。
【感動注意】阪神タイガース・横田慎太郎選手の闘病と引退セレモニー
2022年3月、脊髄に転移した脳腫瘍が再々発したのです。
今春には治療を終えて療養に入っていましたが、2023年7月18日、横田慎太郎さんが尊敬し、支えられてきた父・真之さん、母・まなみさん、姉・真子さんの家族に見守られながら静かに旅立ったということです。
横田慎太郎の引退セレモニー
2018年9月26日に行われました横田慎太郎選手の現役最後の試合、阪神vsソフトバンク(2軍戦)と引退セレモニーの動画はこちらです。
【阪神】横田慎太郎 引退セレモニー(2019.9.26)
横田慎太郎の引退後
横田慎太郎さんは、引退後のセカンドキャリアは自身の経験を伝える講演活動に力を注ぎました。
「苦しんでいる誰かの力になりたいんです。諦めなければ何かが起こるということを伝えたいんです。何か1つでも良いので目標を持っていればうまくいくと思う」(横田慎太郎さんの言葉)
引用元:スポニチ
そんな言葉を全国の人に投げかけ、多くの脳腫瘍患者、その家族に活力、勇気を与えてきました。
右目が失明し、両手をついて階段を上り下りしてまでも会場に駆けつける時もあったといいます。
引退後に2度の再発という過酷な現実に見舞われても「利他の心」を失うことはなかったそうです。
横田慎太郎さんは、2022年からは講演の参加者にそう呼びかけていたそうです。
横田慎太郎のプロフィール
横田慎太郎さんのプロフィールをご紹介しておきます。
横田 慎太郎(よこた しんたろう)
生年月日:1995年6月9日
没年月日:2023年7月18日
年 齢:28歳(没年齢)
出身地:鹿児島県日置市
身 長:187cm
体 重:94㎏
学 歴:鹿児島実業高等学校
2013年のNPBドラフト会議で阪神タイガースから2巡目で指名。2014年にプロ入り。
職 業:元プロ野球選手(2014年~2019年、阪神タイガース所属)
まとめ
今回は、2014年から6年間阪神タイガースでプレーし、2019年に現役引退した元プロ野球選手の横田慎太郎(よこた・しんたろう)さんが2023年7月18日に脳腫瘍で亡くなったことをお伝えしました。
まだ28歳でしたので、とても残念です。
横田慎太郎さんのご冥福をお祈りいたします。
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