2022年9月18日午後2時44分(日本時間午後3時44分)、台湾東部の台東県を震源とするマグニチュード(M)6.8の大地震があったことにより、日本でも近い将来、大地震が発生するかもしれないと専門家が警戒を呼び掛けています。
これまで、台湾で大地震が起きた後に日本でも大きい地震が起きているのです。
南海トラフ巨大地震はいつくるのでしょうか?
南海トラフ地震と台湾地震の関係について調べてみます!
南海トラフ地震はいつくる?
政府の地震調査研究推進本部地震調査委員会によりますと、30年以内(2020年1月時点)に発生すると予想される南海トラフ巨大地震、首都直下大地震はいずれも70%以上と高い確率を示しています。
南海トラフ巨大地震は、2020年以降30年以内くる!
南海トラフ巨大地震
南海トラフは、東海から九州にかけての太平洋側に位置しています。
フィリピン海プレートの西縁には琉球海溝が南西諸島の東方に分布し、台湾にまで延びています。そして、琉球海溝の北東端は南海トラフにつながっています。
こうした海域での地震などによる異変は、連鎖する恐れがあるそうです。
首都直下大地震
首都直下地震もいつ起きてもおかしくないと言われています。
「2011年の東日本大震災では、日本列島を構成する地下の基盤岩が一挙に動いて、宮城・牡鹿半島は東に5.4メートル、関東地方でも40センチ動いたとされている。列島各地の岩盤が無理やり動いたわけですから当然、元に戻ろうとする力が働く。関東大震災タイプの直下型地震は、インターバルが短くて220年。しかし、東日本大震災の影響で一説には『20~30年で発生するかもしれない』とささやかれているんです。そして、基盤岩引き戻しで、いわゆる首都直下地震も『いつ来ても不思議ではない』とされています」
引用元:武蔵野学院大学特任教授(地震学)の島村英紀氏
政府は、その発生確率に関し「30年以内に70%」という数値を発表しています。しかしこれは、過去に発生した巨大地震の経験から推測された根拠の曖昧な値とも言われています。
30年間起こらないかもしれないし、明日起こるかもしれないのです。日頃から意識をしておくことが大切です。
南海トラフ地震と台湾地震との関係を調査!
南海トラフ地震は台湾地震の後にくる?
南海トラフと台湾地震の関連性を結びつけるうえで、不気味なデータがあります。
1966年3月、台湾花蓮沖でM7.5の大地震が発生すると、同じ日に、沖縄・与那国島近海でM7.3の地震が起きています。
同じ日に地震が起きたのは、フィリピン海プレートで発生した地震であることに加え、台湾と与那国島は琉球海溝でつながっているからです。
直近の南海トラフでいえば、1946年12月5日、台南新化地震(M6.1)が発生すると、半月後の1946年12月21日に昭和南海地震(M8.0)が起きていることから、台湾地震、琉球海溝、南海トラフは3点セットで捉えた方がいいということです。
南海トラフ地震は、今すぐ起こってもおかしくない!
日本と台湾の地震は兄弟関係
今の地震学では証明されてはいませんが、日本と台湾の地震は兄弟分の関係にあるといわれています。
どちらが先に起こるかははっきりしないのですが、これまでのデータを見ると、台湾で大地震が発生した数カ月後に日本でも連鎖して地震が起こることが多いようです。
必ずそうなるとは限りませんが、しばらくの間は注意したほうがよさそうですね!
近年起こった台湾と日本の大地震
近年、日本で大きな被害をもたらした大地震を見てみます。
台湾で地震が起こった数か月後に日本でも起こっています。
地震などの異変は連鎖する恐れがあります。
現在、フィリピン海プレートは活性化しているらしいとのこと。
最近、日本の各地でも地震が多発しているように感じます。
フィリピン海プレートの一角で発生した台湾地震に反応して、日本で巨大地震が起こらないか心配されています。
心配されるその他の地震
石川県能登地方、熊本県、日向灘(宮崎県)、岩手・福島・茨城県沖など、今年に入り震度5以上の地震はすでに13回観測しています。
「10月2日未明に宮崎県日南市で震度5弱の地震があった。震源は鹿児島の大隅半島東方沖。Xデーは近い」
引用元:地震研究家
日本では、30年以内に発生する確率が最大40%と予想される日本海溝・千島海溝の巨大地震にも備えなければなりません。
まとめ
今回は、南海トラフ地震と台湾地震の関係についてお伝えしました。
台湾で地震が起こった後には、日本でも大きな地震が起こる可能性が高いというのは知りませんでしたね。
南海トラフ巨大地震は、今すぐ起こっても不思議ではない状況にあるそうです。そして、巨大地震にとどまらず、富士山噴火と続く可能性もあるといいます。
住んでいる地域のハザードマップなど確認し、日ごろから備えておくことは大切ですね!
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